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高橋信次先生に学ぶ

高橋信次先生に学ぶ

アガシャの波動に関する大予言

アガシャの霊界通信 下 より

ジェイムス・クレンショー著
西村一郎訳
園頭広周監修

正法出版社(絶版)

これは、1948年8月にアメリカで出版された本の復刻版である。
アメリカのロザンゼルスにある、アガシャ協会で起こった霊界通信の記録である。
それは、当時、アガシャ協会のリチャード・ゼナー師に天上界より、アガシャと言われる高級指導霊が降霊会にて通信を送ってきた時の貴重な記録である。

アガシャと言われる霊は、以前イスラエルでイエス・キリストとして活躍された方であったという。

(だから、この書物は、そのままイエス・キリストのお教えであるとも言えるだろう。)

その記録を、ジェイムス・クレンショー氏(当時、新聞記者として活躍されていた)が、書物に著されたのであった。

戦前に、日本では「天と地を結ぶ電話」というタイトルで、発行されている。


この書物には、人類の生き方、この世とあの世の仕組み、これからの予言=天上界での計画が、書かれているのである。


特に、その中で波動、波長というものについて触れられている部分があるので、ご紹介したい。





地上天国実現への道


歴史はじまって以来、人々は「黄金時代」即ち無上の至福時代の到来を、そして繁栄と霊的光明時代を話したり書いたりして待ち望んできた。

完成された社会を求める願いはいつの時代にも次々と現れてきて本能的衝動となって、われわれは、それを明るい、しかしいつ実現されるかわからない遠い目標として歩みつづけてきた。

その光輝は、光明燦然として奔流のように流れ出て、それに一切は浄化され調和され、もはや言業では表現できないほど善であり美しく、それは宇宙の完全なる実相そのものの具体的表現に他ならない、とアガシャはいうのである。

真理の光は波動的に表現されて霊界にはっきりと具象化されるのである。
例えば死後の世界の「光の指導霊」の姿には、後光が‐‐筆舌につくし難い美しい霊的光が‐‐伴っているのであって、それは大陽の放射線のように、否それ以上に現実的な光なのである。

霊視できる人はその光芒を見ることができ、包んでいる光の調和あるあたたかさを感ずることができるのである。
非常に魂の発達した人々の場合は、指導霊や補助霊たちの光が本人の光と交じり合っている場合がある。

そのような光はその波動に感応することのできる人々にのみ感応し、刺激を与え活力を与えるのである。

その証拠に、心の乱れた波を放射している霊魂は、不調和な考えを持っている雰囲気の人々にのみ感応し、その双方が「類をもって集まる」法則によってその影響を倍加してゆくのである。

肉体で見ることのできる可視光線は、波動の系列中の単なる一波動帯にすぎないのであって、波長の長い非常に低い周波数の部分がラジオ波の部分であり、波長の短い高い周波数の地帯がエックス線やガンマ線、宇宙線の部分なのである。

ゼナー指導霊たちは「キャンデイック」と呼ぷ白色霊界からの短い波長の非常に高い周波数の波が発見されるのかもしれないと予言している。

これは地上に起こる物質過程に密着し密按した光であるということである。

しかしこれらのすべての光は、波動スペクトルの中のごく一部分にすぎないのであって、極高周渡数の無限に短い波長の波を測定したり認識したりすることが今はできないという埋由だけでもって、そういう波が存在しないということはできない。

高い霊的力が感受されて効力を現わすのは、それが本来秩序整然たる波の形をしているからであり、このような高い周渡数の波がわれわれの環境に充満している時、天の光がわれわれの上に輝いている如く感ぜられるのである、と指導霊たちは宣言しているのである。

さらにわれわれはこの光を本当に「真埋の光」であると呼ぷことがある。

それはアリアリとした平和と愛と調和との実体であり、生々とした悟りの原埋であるからである。

光は、どこにも暗黒状態がないということであり、いろいろな波動が欠如したり混乱したりしていない秩序ある状態である。

波動が欠如しているということほ全面的に完全な暗黒であり、創造あるいは表現が全くないということを意味する。



光明と暗黒の世界


心霊的世界においては、より一層高い世界からの一層秩序ある調和した波動は光として感ぜられるのである。
心の世界に歪みや破壊が起こると、その人の心霊的光量の中に、暗緑色、赤、褐色、灰色からほとんど黒まで、いろいろの調子の色が見えるのであって、肉体の神経中枢や脳髄の中枢に当たるさまざまな心霊的中心部位は、これらの波動に感応し、これと同じような波動を起こすのである。

肉体を去った霊魂が、地上世界から去ってゆく時に出会うのは、まずこのような範囲の魂であって、われわれが高度の世界に進むにつれ、また宇宙の「内的世界」に進むにつれて、次第にやわらかい明るさが増し、崇高な美しさが増してゆき、崇高な、多くの色と光とのいろいろな段階が見られるようになるのである。

そこで「黄金時代の黎明」が近づくという場合に、アガシャはそれを「光の時代」といっている。

実際に悟りに達した者が智意によって平和を指導する世界は、形面上学的な静かな世界であり、むしろ調和した波長の上に基礎を置いた、測り知れない成長と発展との時代なのである。

そういう時代がくることをアガシャは約束しているのである。



エネルギー革命


科学と工業、その他のあらゆる分野にも同じように扶術の進歩がもたらされるのである。
ゼナーの指導霊たちは「化学時代」と偉大なる「原子時代」とがおとずれて、われわれの工業の基礎そのものが変革するであろうと予言しつづけている。

原子力は工場で大々的に利用され、放送電力‐‐ラジオ波のように波長を合わせることができる‐‐は、中央放送管埋所から動的及ぴ静的な設備機械に向かって広く放射されることになるであろう。

ゼナーの予言者たちがいうように、われわれは現在のような比較的効率の悪いエネルギー源に依存するのをやめて、われわれの家庭や工場のみならず、自動車や飛行機の動力としてそれに波長を合わせることができるであろう。



医学革命


医学も完全に変わって、あらゆる種類の病気や疾患が治癒されるようになるであろう。
われわれが過去において認められてきた病気の多くは消滅するであろう。

肉体機構の波動的性質が充分わかるようになって、現代の技術の水準を完全に超えた、高度の診断方法と治癒方法とが発達するであろう。

こういう研究傾向を示すものとして、ゼナーの予言者はこう述べている。

ある光線を用いる道具が発見されて、その機械の中にその人の血を一滴垂らすことによって、瞬時にその人がどこにいるかを確認することができるようになる。

この方法によれぱ、その瞬間に地上か海中か、それとも飛行機の中にいるかがわかり、もし必要であれば、どの市のどの区画にいるかまで、そのくわしい位置を知ることができる。

この機械は、一滴の血液の波動は、その血液を持っている本人の基本的波動と同じであるという原理によってつくられているのである。

明らかに同様の原埋が治療方法に利用されて、非常に貴重な働きを示すのである。



天文学革命


天文学的にも、人は次第に空間にのぴていって、地球の表面から非常に遠くまで送ることのできる放射線を考案し、大陽系の多くの遊星の写真をとることができるであろう。

人間は地球よりもはるかに大きい新しい遊星を発見するであろうが、その星は太陽に接近していて、一見太陽とともに回転しているように見える星である。

それは太陽の写真の上に写し出され、天文学者間にセンセーションを引き起こすであろう。

ついに人間は遊星間の旅行方法を発明して、太陽系内の他の遊星には高度に進化した生物が住んでいることを実証するであろう。

一方、物質的宇宙が有限であること、物質宇宙はさらに広い全体的視野から見ると、相関連し、相互扶助的な関孫を持っている一つの大きな原子である、ということを証明しつづけてゆくであろう。


(高橋信次先生の予言では、後百数十年すると、他の天体と交渉を持つ事になる。そして後六百数十年先には、また発見されていない、太陽系にもっとも近い惑星に、人類は移住を始める、と言われていた。
と言う事は、そのようになるべく、天上界では、将来の計画がすでに立てられており、いかなる事があろうと、確実にその方向に進んでいく、と解釈してよいと思う。)



他にも、驚くべき事が書かれているが、戦前に「波動」という認識で物事が、変わっていくという予言に注目していただきたい。
20世紀後半から、ようやく「波動」という言葉が一般化したように思う。

今、我々が行っている波動測定のレベルは、通信の世界ではポケベル程度の段階でしかないと思う。
しかし、この分野に関心を持つ人が多くなればなるほど、確実に世の中は良い方向に進歩していくだろうと思う。









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